富士宮やきそばは麺が違う

富士宮やきそばは、一般的に販売されている柔らかいやきそば麺とは違いコシのある麺が特徴です。小麦粉と水で練って麺を蒸した後、一般的な製法ではもう一度ボイルするが、富士宮の麺は強制的に冷やし、油で表面をコーティングします。そのため、水分が他の麺に比べ少なく、コシのある麺ができ、食感に違いがでます。
最初は、「なんだこのいつもと違う麺は」と感じた人も2度、3度と食べるうちに、コシのある麺の触感と独特の味付けが忘れられなくなります。市内には、それぞれ味にこだわりをもったたくさんのやきそば店があります。

富士宮やきそばは味にコクがある

富士宮焼きそばを食べるとコクを感じると思います。それは、炒めるための油としてラードを用いるからではないでしょうか。それに、やきそばに加えるのが、ラードを絞った後の「肉かす」(一般的には、「肉」「天かす」など)を入れるのも特徴です。
また、ソースも辛口ですが、店独自の味があり各店ともソースについては企業秘密になっています。

富士宮焼きそば学会とは

1999年まで富士宮の名物が「やきそば」だと声高に言うものは皆無でした。2000年を境に世に富士宮やきそば旋風が巻き起こりました。その原動力となったのが市民グループによる「富士宮やきそば学会」です。
学会発足のきっかけは、市民有志による中心市街地の活性化に取り組むワークショップ。その議論の中で、市内各地に点在する「やきそば」店が話題に上り、他地域にはない富士宮のやきそばの独自性に焦点が絞られたのでした。そこで“富士宮=やきそば”のイメージを全面的にかかげ、富士宮やきそばを呼び水にし、観光客を呼び込もうという戦略が固まり、2000年11月には「富士宮やきそば学会」が発足しました。

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焼きそばに水を入れるのは富士宮が発祥では

富士宮焼きそばの蒸し麺は、水分が少なく硬いことから、調理する際に、鉄板の上で水を加えたりキャベツの水分で柔らかくする焼き方が考案されました。いまではご家庭で焼きそばを作るときに水をいれますが、それは富士宮が発祥だったようです。